非モテ同士が結婚したら

私たち夫婦は独身時代、お互い出会う前はいわゆる「非モテ」でした。
私はBL系・乙女系アニメをこよなく愛する腐女子でした。
ダンナは、サイクリングなどアウトドアな趣味もたしなみつつも、美少女系アニメや漫画も好きなライトなオタク男子で、一時期はストレスで体調を崩し、通院していたこともあるようでした。
2人とも外見はさほどひどいというわけではないのですが(笑)、そもそもモテることを諦めていたため、ファッションにはあまり気を使わなくなっていたのです。
おなじ「ひもて」でも「避モテ」といったほうが正しいかもしれません。
そんな私たちは、20代後半の時に、婚活サイトで出会いました。
お互い同性ばかりの職場に勤務していたし、当然非モテなので同性の友人しかおらず、当然異性を紹介してもらうといったことができなかったからです。
お互い、このまま30代になってしまってはだめだと思い、ネットで婚活を始めたのです。
私はダンナに出会う前に数人会って、交際しましたが、3か月以内に全員振られました。
ダンナも私よりも先に婚活を始め、数人会ったようですが、あった日に「外見が無理」などの理由で断られ、交際には至らなかったようです。(笑)
私も初めて喫茶店でダンナに会ったときは、写真と全然違ったので正直がっかりでしたが、自分もオタなので、贅沢をいえる身分でもないのでOKしました。
そこから順調に交際が続き、4か月目に私が旅行に誘い、初めての夜を迎えるわけですが、まぁ、ダンナの夜が下手なこと(笑)
最初出会ったころはお互いオタを隠していたので、驚きました。
20代後半なのに、童貞かと思ってしまうような超早漏でした(笑)挿入時に射精してました(爆笑)
でも、それで別れようとは思わず、そこからデートのたびにホテルで私と練習を重ね、早漏は治りました。
私も非モテだったから、25歳まで処女だったので、彼に教えられるレベルではなかったのですが、私が教えるしかありませんでした。
彼がオタだと分かったのは、初めて彼の家に泊まった時です。
29歳にもなるのにほぼ童貞レベルという点から薄々感付いてはいましたが。
彼が出勤してから、こっそり本棚を見ると、萌え系漫画が背表紙が裏向けて外から見えないように積んでありました。
ショックでしたが、自分の本棚にも彼が驚きそうなBL本があるため、別れたいとは思いませんでした。
それよりも洗濯機の中にカビが生えたシャツが数枚あったことのほうがショックでした(笑)
男の1人暮らしってこれが普通なのか?と驚きました。
オタなことに関しては一応本人に確認し、自分もカミングアウトしたら、彼も薄々感付いていたようです。
もうすぐ交際1周年になる、という頃に、彼から「一緒に暮らしたい」とプロポーズのようなことを言われ、私の会社のボーナスをもらってから寿退社し、同居を始めました。
非モテ同士の結婚生活は初めてなことだらけです。モテる人でも結婚生活となると初めてなことが多いですが。
お互い同棲などの経験がなく、しかも私は母子家庭で男兄弟もいない女系家族だったので、男性と1つ屋根の下で暮らすこと自体が不安でした。
これまでの交際も短期間だったので、男性に手料理を作ったのも彼が初めてでした。
それが、いつの間にか緊張感や恥じらいもなくなり、毎日ハグしているし、今は電気も消さずHしたり、一緒にお風呂に入ってダンナに体を洗ってもらっています。
2年前の頃にはお互いまったく想像できなかったも日常を送っております。
婚活中の非モテの方々、細かい条件は捨てて、相手のことを寛大に受け入れれば、脱非モテは意外と簡単なことかもしれません。