雨の表参道での結婚式

今から8年前の結婚式の思い出です。私たちは、アニヴェルセル表参道で挙式をしたのですが、私はとにかく、この結婚式場に強い憧れがありました。表参道の一等地にあり、元々有名ではあったのですが、何よりもこの結婚式場の目玉は、ページェントと言って、挙式後ウエディングドレスで、式場に併設しているカフェから表参道を歩き、カフェのお客さんや町行く人からも祝福されるという、独特のスタイルです。
初めてページェントを偶然見た時、当時上京したばかりの私は、オシャレな場所でのオシャレなスタイルに驚き感動し、『絶対ここで結婚式をしたい』と強く思いました。実際に婚約をしたのが29歳の時でしたので、ほぼ10年間、その思いは変わりませんでした。
思いが強すぎて、友人からの結婚報告を聞くたびに、先にここで挙げてしまわないかドキドキし、ついそんな事を考えてしまう自分が嫌になったりもしました。
そんなこんなで晴れて婚約し、アニヴェルセル表参道での挙式も無事決まりました。
後は晴れを祈るのみです。
台風や大雨で無ければページェントは出来るのですが、雨の日はカフェの窓も閉まっていて何となく淋しいですし、やはり晴れた日の表参道はとても素敵なので、地方から来る友人にも同じ景色をみて欲しい気持ちもありました。
が、結果当日は雨でした。しかも結構本降りの…。ショックでした…。
でもショックなのは、式場に着くまででした。式場に着いてからは、落ち込んでいられない位、沢山のスタッフに温かく迎えられ、挙式が始まってからは、家族や親戚、友人から沢山祝福してもらい、いつの間にか雨の事は忘れていました。
そして挙式後しばらくたって、冷静に考えた時に思いました。
田舎から上京した頃、冴えないただのお上りさんだった私が、こんな素敵な場所で結婚式を挙げられただけでも奇跡なのでは…と。