私と主人の不思議な運命

私と主人、私は山梨県出身で、夫は岩手県出身、よくどこで出会ったんですか?と聞かれることが多いです。実は普通の出会い方ではないのです。インターネットの掲示板で出会いました。と言っても、出会い系ではありません。アカシックネットワークという、不思議な体験やいわゆるスピリチュアル系と呼ばれる掲示板でした。私は小さい頃からの霊感体質で、母方の実家が寺で、従姉ではあまりに霊感が強すぎて、巫女さんになった人もいるような家系でした。私は普通に大学を出て、大手食品会社で働いていましたが、留学資金をためるため、占い師のアルバイトを始めたのです。そしたら、私の中に眠っていたスピリチュアルな力が目を覚まし、まず透視が出来るようになり、その人の前世がわかるようになり、その人の住んでいる地域の神社仏閣の位置がわかるようになったのです。そういうのはもともとそういう素質があれば、訓練次第で身につくものなのです。私もそれからは霊夢を見たり、他の占い師との交流も増え、読む本はもっぱら、ヴォイスが出版するようなスピリチュアル系一色になりました。その中に、宇宙には何でも書いてある赤シックレコードというものがあり、それにアクセス出来れば、誰でもどんな情報でも手に入れる事が出来る、ということを知り、ネットで探している間に、そのサイトにたどり着いたのです。ちょうど世間はインターネットが普及し始めたころで、その時はまだ懐かしいダイヤル回線でした。そのダイヤル回線がネットにつなぐときに発する音が、私が眠りに就くときに、いつも聞いている音とそっくりだったのです。私は自分が、寝るときになにかと繋がっているのではないかと思いました。そしてそのインターネットが普及したように、いつか私たちの意識もインターネットのように繋がるときが来る、という文章に、いたく共感し、そのサイトの掲示板に書き込みをするようになりました。コーネりアという占い師名のハンドルネームで書きこんだのですが、すぐにshimaという人の丁寧な書き込みが目に付くようになりました。誰かに何かを質問する時も、非常に丁寧な対応をするのです。私はてっきり女性だとばかり思ってました。その頃の私はもう、留学資金もたまり、海外での留学生活を送っていました。生意気にもその頃の私は、日本人の欠点が見えていた時期で、何の躊躇もなく、その掲示板に、日本人のこういうところがダメだ、という文章を書き込みしました。そしたら今で言う、炎上してしまったのです。一斉に私への攻撃が始まりました。「海外に出てるからって、何なんですか?その上から目線は」とか、「日本の素晴らしさがわからないあなたは不幸です」等等、十件以上の書き込みが一斉に掲載されました。その時唯一かばってくれたのが、今の主人でした。私はいたずらメールを承知で、その人宛に自分のメールアドレスを送り、コンタクトを取りたいと申し出ました。するとすぐにメールが来て「あなたが今回の書き込みで、どれだけ傷ついたか、僕にはわかります」と書いてあり、初めて男性だとわかったのです。それからはほぼ毎日メールのやり取りをしました。2000年でしたから、2007年に結婚するまでほぼ毎日。そしてお互い顔を見ないまま、結婚を決めました。もうそん所そこらの友達よりもお互い深くわかりあってましたし、結婚したい、とお互い強く思うような関係にまで発展していたのです。そして2007年、岩手県に遊びに来た折、妊娠してしまいました。私はもう37歳になってましたから、この嬉しいプレゼントに大喜びでしたし、主人の両親が、私を温かく迎えてくれました。そして現在に至ります。ネットで知り合って結婚する例って、本当にあるんですよね。