姉のブーケが私へ、そして私のブーケが妹へ

結婚式当日の花嫁さんの朝はとても早いです。午後からの式の場合は違うと思いますが、私の場合は午前中の式だったので、朝5時から式場で準備をしました。地元の神社での挙式で、白無垢にカツラ。ではなく、白無垢を着て髪は洋風に、真っ白なダリアの花を3つ付けました。このダリアの花は造花ですが、式場のお花を手掛けて下さったお花屋さんの手作りです。過去に女優の沢尻エリカさんがユリの花飾りをされていましたが、あのようなイメージです。本当に素敵なお花で、招待客の皆さんにもとても好評でした。

ホテルへ戻り披露宴の時間に。友達の一人が「一生に一度の時間を楽しんでね」と言ってくれました。この一言で、私の緊張はほぐれ結婚式という時間を楽しむ事ができました。何と言っても、結婚式の主役は花嫁ですから。人生で主役になれるのはこの時ぐらいです。

式は予定通り進み、私が最もやりたくないと思っていた事。「両親への手紙」です。ついにその手紙を読む時が来ました。この手紙は前日まで書き上げる事が出来ず、また当日両親の前で読み終える事は絶対に出来ないと思っていたので(泣いてしまって読めない)、司会の方にもコピーを渡し、私が読めなくなった場合に代読してもらうようにしていました。読み始める前に、込み上げてくる感謝の思いで言葉が出ませんでしたが、面と向かって感謝の気持ちを伝えるのはこの先もきっとないだろうと思うと、詰まりながらも最後まで読む事ができました。

両親への花束贈呈も終わり、新郎新婦の退場です。私は退場する時に妹へブーケを渡しました。花嫁のブーケを受け取った女性は次に結婚できると言われています。私も友達の結婚式で何度かブーケを受け取った事がありますが、(奪い合った事もあります…)次だったのかどうかは別として無事に結婚する事ができました。実は私は姉の結婚式でもブーケを引き当てました。そして私の渡したブーケの効果かわかりませんが、来年妹が結婚する事になりました。姉としてはとても嬉しい思いで一杯です。